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コーヒー豆が変わりました!
コスタリカ🇨🇷
◼︎ ラ・リア・ミル/ピエサン農園
◼︎ ルイス・アルベルト・モンゲ・ウレーナ
オスカル・モンゲ・ウレーナ兄弟
◼︎ 2000m
◼︎ カトゥカイ
◼︎ ホワイトハニー
◼︎ ハイロースト
Pie San農園はタラスの中でも今、農園開拓が盛んなSan Franciscoというエリアにあります。ここは標高2000m近く、斜面は険しく、周囲には山々が並び、夜の冷え込みも厳しいので、元々あまりコーヒー栽培がおこなわれていなかった場所ですが、逆にスペシャルティコーヒーにとって、こうした厳しい環境は品質ポテンシャルの高さにつながり、ここ数年のうちに急速に注目を集めるようになりました。
2014年から始めた標高2000m付近という高地での栽培は、生産者としての大きな挑戦でもありました。自身が行っている微生物の培養・研究の成果をこの土地に注ぎ、肥料の分解効率を促し、寒冷な土地の中でも十分にチェリーへ栄養が吸収されるように土壌を作っていきました。
しかし、高地でのコーヒー生産は、予想通り過酷な生産環境でもありました。日中でも7℃程度の寒冷な風が吹き、木にストレスを与え栄養分を溜め込む一方で、貿易風によって運ばれる菌の影響も受けやすく葉が痛んでいきました。自然林やバナナの木によって防風対策を講じ、農園のシェードの位置や高さを試行錯誤しながら、足掛け4年が掛りました。そうして現在の生産環境まで整うと、チェリーは区画の隅々まで均一に実り、乾季真っただ中の最も良いタイミングに収穫できる理想的な区画になりました。
メインで生産しているカトゥアイの特性に対しての造詣が深く、最終的にどのような風味特性のコーヒーになるかを理解して作り上げているのが特徴的です。その土壌や収穫期の状況、生産処理などで彼らが理想とする風味を明確に作り上げる姿は、他の農園にはなかなか見られない、彼らならではのマインドと技術の高さが表れている点でもあります。
このピエサン2000は、彼らが熟知したカトゥアイ種を使い、持てる技術と理想を具現化したコーヒーの1つとも言えます。
イエローピーチやアプリコットのような明るいフレーバーがあります。風味に対して甘さも伴っておりフルーティなバランスでマウスフィールの質感も心地よいです。アメリカーノでもラテにしても美味しいです。

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