
豆が変わりました!
◼︎ ニカラグア🇳🇮
◼︎ マタガルパ アランフェス
エル・ススピロ農園
◼︎ ミエリッヒ・ファミリー
◼︎ 1350-1450m
◼︎ オレンジブルボン
◼︎ パルプドナチュラル
◼︎ ミディアム
エル・ススピロ農園は、マタガルパ北部アランフェスの山間に位置するミエリッヒ・ファミリーが所有する農園の中でも最も小さな農園で水資源の豊かなエリアにあります。
所有する農園の中でも、標高の高いススピロ農園は、肥沃な土壌と原生林によるシェードも相まって、ブルボン種を栽培するのに適した農園とされています。そうしたこの地特有の生産環境は、驚くほどフルーティでフレーバフルなコーヒーを生み出しています。
パルプドナチュラルのプロセスは、早朝から丁寧に収穫されたチェリーを夕方にパルピングし、100%ミューシレージが付着した状態で翌朝までドライファーメンテーションを行った後に、マタガルパの標高670mにあるドン・エステバン・ドライミルまで運ばれます。最初の2日間はミューシレージを乾燥させるためにビニールパティオの上で予備乾燥が行われ、1日に3〜4回ほど撹拌をしながら水分値を50%ほどまで下げます。その後、室内の3段組みのアフリカンベッドへ移動し、最上段で水分値が15%程度になるまで乾燥、その後2段目、3段目と移し替え10日〜12日かけて12%程度の理想的な水分値までゆっくりと本乾燥をさせています。そうして幾重にも人の手間が加わって出来上がったエル・ススピロ パルプドナチュラルは、Suspiroの意味でもある”ため息”の出るような甘くフルーティな風味を有します。
柑橘を思わせる明るい風味があり、舌触りも滑らかでチョコレートのような甘い余韻も感じます。
冷めるにつれてオレンジのような酸味も際立ちクリアな印象です。

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