2種の焼きおにぎり

パン職人、ブーランジェの中にはパンを食べることが好きで好きでたまらなく
そんなパンを素直に商品に反映されているかたが多くいらっしゃいます。
後ろめたい気持ちもありますが、私が食べるのは圧倒的にお米です。
それも強度の白米信者だと思います。
日本人だからという安易な理由で片付けてしまいたくなく、
見た目、食感、甘味もしかり、
“一粒のお米には七人の神様が宿る”も大袈裟ではなく、
ずっと食べていられる、ずっと食べていきたいと思っています。
ひとつ安心していただきたいのは、つくることに関してはパンが圧倒的に好きです。
工程が多く複雑で、酵母の力を借りて焼き上げるパンは
同じレシピで作ったとしても決して同じものはできず
ブレがあるからこその奥深さ、面白さ、可能性を感じます。
私の中では、白米に取って代わるパンはつくれないと思っていますが、
パンもイケるじゃんと思えるような商品を目指し続けていきます。
珈琲と朝食のお店と謳っているので、たまにはいいのではという気持ちで
今週はおにぎりにしました。
ごま油や醤油を塗り、パンを焼くオーブンでじっくり焼いたおにぎりです。
提供する時には冷めてしまいますが、それでも外と中のコントラストは楽しむことができますし、レンジで少し温め直しても美味しいです。

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